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鍋島猫騒動 調べてみたら猫は関係なかったが 猫動画・猫の祟りmini [猫動画]

いつも可愛いチョビ君です
う~ん
いい子ですねえ
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こんなに可愛いのに
なぜでしょう
猫を怖がる人って多いですよよね
年を経ると猫又になるとか
化けて祟りを成すとか
いろいろ悪く言われています
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どうもおかしいと思ったので
鍋島猫騒動
史実はどうだったのか調べてみました

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世は戦国、天正の頃の話です

<国主不在、重臣の鍋島さんが代行>
肥前の国の戦国大名、竜造寺正信が戦死したため
その子、正家が家を継いだのですが
病弱だったので数年で隠居
その後を補ったのが重臣で義弟の鍋島直茂でした

<鍋島さん活躍>
直茂は有能な人物で
竜造寺軍を率いて朝鮮出兵するなどして
家を切り盛りしていました

<お孫さんは名目上の国主>
隠居正家の嫡男、竜造寺高房は名目上の国主とされ
実務から離れていました
高房は不遇な身の上を嘆き
妻と無理心中を図ります
妻は死に、自身は家臣に止められ助かりますが
その後妻の亡霊に悩まされ
数か月後に亡くなります

<竜造寺家の滅亡>
その訃報を聞いて
病弱な父は嘆き悲しみ
ほどなく亡くなり
竜造寺家の血筋が途絶えました

<鍋島さんが正式に国主>
普通はお家断絶となるところ
困った家臣団が
鍋島直茂を国主に推挙
認められて佐賀鍋島藩が成立します

<その後>
このころから
夜になると高房の亡霊が馬に乗って城下を駆け回るという噂が立ったそうです

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それがどこでどうなったか
猫が何かしたかのような話になって
鍋島猫騒動というお芝居になりました
濡れ衣です

しかし歌舞伎の影響力は圧倒的で

化け猫を手打ちにしたという史実はないのに
そのモデルとなった忠臣の七代後の末裔が
猫の祟りを鎮めるために猫塚を建てています
大間違いです

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ではなぜそんな話になったのでしょう

思うのですが
猫を理由なくいじめる人っていますよね
それを見かねた人が
「猫は祟るからやめなさい」
とわざと言ったのかも知れません

そうです

猫は祟るんです

絶対祟ります

だからみなさん
お猫様は手厚くもてなしましょう!

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チョビ君の可愛いお願いを無視した結果・・・

ミニ祟られました
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